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2005年7月27日 (水)

柏な本? その4★★★

勝者のエスプリ 日本放送出版協会

■私達は、どこに立っているのか

元名古屋の名将としてお馴染みのアーセン・ベンゲル著作です。モナコ(仏)で名声を手にしていたベンゲルが何故日本に来たのか、そして何故去ったのか など。

日本のサッカー報道では、あたかも日本選手が海外で認められて活躍しているような錯覚に。が、ベンゲルが去った理由を考えると、悲しいかな、世界の中の日本のポジション、現実が分かる気がします。

■あえて、今整理すること

当本の初版は1997年8月。そう約8年前です。この8年間、W杯に初出場し、中田ヒデ等が海外へ、そして自国でW杯開催等々、いろいろありました。

8年前にベンゲルが指摘した日本の短所、長所は、その後どうなったのでしょうか?

Jリーグも中断し、ドイツW杯に向け代表戦が多々あるこの時期。あえて、古い本を読み返すのも良いです。何ができて、何ができていないのか、是非見つめる機会を。

■あれあれ? ジーコさん!?

日本人の長所として挙げられているのが、「チームワーク」。まあ、これは今更ですね。それと「俊敏性」と「テクニック」。おおー、何となーく、最近指摘され始めた日本のカタチですね。

それと気になったのが、この話。

「相手がいない状態では日本人のテクニックは世界的。しかし、対人の中、思うような体制が取れない状態でのテクニックは・・。この練習は欠けている」(サッカーはテニスじゃない)

確かに! 対人が前提のサッカーというスポーツで、対人させない練習とは・・・、「練習のための練習」で、役立ちませんよね。(確かに、フォームのチェックなどには独り練習も必要ですが)

そうそう、「選手が正しい選択を見つけられるような省察力を刺激することが大事」との説明も。知的・戦術的と比喩されるベンゲルでさえ、「戦術に選手が当てはまるように努力すること」などとは、一言も言ってません。

なんか、「あの人」が今、実践していることのような・・・。そう、ジーコです。

■柏とは

おっと大事なこと。柏レイソルとは直接関係ないのですが、ベンゲルが名古屋に接触した当初のチーム状態など、ちょっと前のアヒルに似ております。結構ヒントになったりして。

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